【開催報告】公民館事業(栃木県那須塩原市)、体験プログラミング (2024/8/31)
2024年8月31日、栃木県那須塩原市の西公民館にて、地域の小学校向け公民館事業「チャレンジ☆キッズ」の一つとして、子供向けプログラミングワークショップを実施しました。2024年度の公民館事業でのビスケットワークショップは今回で4回目です。参加者は約20名で、昨年も同じく西公民館で開催した際に盛況だったため、リピートする子供たちも見られました。
ところが、今回のワークショップではいくつかのちょっとしたトラブルが発生しました。参加者の半数弱の子どもたちがタブレットを忘れてしまうという事態に見舞われたのです。さらに遅刻した参加者もいて、時間通りに開始できない状況でした。公民館職員のタブレットやPCを動員し、なんとか全員に行き渡るよう対応しましたが、公民館職員にタブレットの準備をお任せしていて、事前確認が不十分だった点は反省すべきところです。
それでもワークショップ自体は子供たちに楽しんでもらうことができました。初めに取り組んだのは「ビスケットのきほん」の「お弁当」で、簡単な内容ながらもバリエーションが多く、子供たちは工夫を凝らして多彩なお弁当を作成していました。その後の「ビスケットランド」では、「夏の夜空」をテーマに作品を作成しました。このテーマは前回と同じものでしたが、今回も花火や星を描く子供たちが多く、中には流れ星や天の川を描いたり、アニメーションで表現したりする作品も見られました。アニメーション作品は、ビスケットのきほんの「パックマン」を丁寧にやったことが影響したのではないでしょうか。
忘れ物については、今後公民館との連携を強くし、いっしょに対応を練りたいと思いました。せっかく学校でタブレットが配布されているのだから、自分のタブレットでプログラムを書ける良さを知らせたいのですが、公民館からすればいい迷惑でもあるわけです。でもやはり何のためのタブレットが配布されているのかは、学校のみならず地域の人たちも理解し、少し苦労をしてでも有効活用するべきと強く思っています。そのタブレットに親和性が高く、現在の学校でビスケットのよ
うに親和性がより高まってきたビスケットは、それに貢献できるガジェットの1つです。今後も使っていきたいですね。
2023年のワークショップが、市の広報誌に掲載されました。