海とつながるなら
「海とつながるなら」という移動水族館の会場で、 ビスケットで水族館を作るワークショップを実施しました。

海のない奈良にやってきた移動水族館は、多くの親子連れでにぎわっていました。
会場では、実際の水槽で観察した生き物や、好きな海の生き物の絵を描いて、 それをデジタル水槽の中で泳がせるプログラミング体験に挑戦してもらいました。
水族館に遊びに来ているだけあって、海の生き物に詳しい参加者も多く、 私が知らない名前の生き物がたくさん飛び出して、会話も大いに盛り上がりました。
なぜかメンダコが人気だったのも印象深かったです。
3歳くらいの小さなお子さんも、保護者の方と一緒に一生懸命チャレンジしてくれました。
また、作品づくりをしていないご家族が、壁に映された参加者のアニメーションで 影絵遊びを始めるという、思わず笑顔になるような一幕もありました。
さらに、小学校でビスケットを使ったことがあるというお子さんが、 「ここはこうするんだよ」と、おうちの方に得意げに教えてあげる姿もみられ、 学びが広がっていく様子も素敵でした。
本物の水槽と、来場者みんなでつくり上げたデジタル水槽が並ぶ会場は、 まるで“リアルとデジタルがつながる海の世界”。 子どもも大人も夢中になれる、にぎやかで温かい空間になりました。




この日に作った作品の一部は、 「奈良市 アートプロジェクト古都祝奈良(ことほぐなら)」の会場で展示する予定です。
<展示予定>
場所: 奈良市ならまちセンター 屋外芝生広場
奈良県奈良市東寺林町38番地
日時:2025年11月28日(金)~29日(土) 午後6時~8時
寒さが予想されますので、温かい格好でご来場くださいね。